


“思いやり”を行動に変える ― 新入社員向けビジネスマナー研修を実施
2025.04.29
アイクシー株式会社は、教育・医療・福祉分野に強みを持つ総合教育サービス企業の新卒新入社員20名を対象に、社会人として必要なビジネスマナーを習得する実践研修を2025年4月に実施しました。本研修では、マナーの本質を「相手への思いやり」として捉え、自発的にビジネスマナーを体得する姿勢の形成を目指しました。実践演習とフィードバックを通して、信頼を築くための第一歩となる学びの時間が提供されました。
背景
新卒新入社員は社会人としての生活をスタートさせたばかりであり、学生時代には求められなかったビジネスマナーへの理解や実践が不足していることが課題とされています。単にルールとしてマナーを守るのではなく、「なぜそれが必要か」を自ら考え、行動へと結びつけられるようになることが、組織の一員として信頼を築く第一歩です。こうした背景のもと、本研修が企画されました。
目的
本研修は、新入社員が職場で信頼を得て円滑に仕事を進めるために、以下の点を目的としています。
- ビジネスマナーの意義と必要性を理解し、自発的に実践する姿勢を育てる
- 実践演習を通じて、マナーをスキルとして体得する
- 社会人に求められる基本動作を身につけ、職場での行動に落とし込む
- チームや相手への配慮・想像力を持った行動ができるようになる
研修概要
- 実施日: 2025年4月8日
- 対象: 新卒新入社員 20名
- 実施場所: 当該企業の会議室
- 使用ツール: Teams、ホワイトボード
研修の特徴・ポイント
- マナーの“意味”を考える設計 マナーの表面的な形ではなく、その根底にある「相手への思いやり」「信頼の獲得」をテーマに自ら考える構成。強制的ではなく“納得して”行動できるように促します。
- 実践+クイズでスキルを定着 挨拶・お辞儀・敬語・電話応対・名刺交換・会議マナーなどを、実践演習とクイズ形式で繰り返し学習。間違えながら学ぶプロセスを重視し、実務で使えるレベルへと引き上げます。
- 行動からの学びを深めるフィードバック 経験学習サイクルに基づき、各演習後に講師が即時にフィードバック。自身の行動の意味や改善点を振り返り、次の行動につなげていきます。
- チームで働く感覚の醸成 グループワークや共同タスクを通じて、協働・配慮・支援の感覚を育成。Teamsを活用したリアクションや共有文化も含め、デジタル時代の働き方に対応した内容となっています。
研修のアジェンダ(一部抜粋)
- はじめに
- 目的とゴール
- 自己紹介とチームビルディング
- ビジネスマナーの理解
- 現状について
- 必要性
- ビジネスマナーの基本
- 挨拶・返事・お辞儀
- 身だしなみ・態度
- 一挙手一投足
- ビジネスコミュニケーション
- 敬語
- 慣用表現
- ビジネス文書
- 電話対応
- 演習&まとめ
- 来客対応
- 来客/訪問時
- 名刺交換
- 総合的演習
- 会議
- 対面/オンラインの違い
- 対面会議
- オンライン会議
- おわりに
- 振り返り
当日の声(抜粋)
研修に参加された受講者の皆さんから以下のようなコメントを頂きました。
- 「マナーの根本は“相手への思いやり”だと気づいた」
- 「マナーを守ることが、自分の信頼や信用を築くことにつながると実感した」
- 「会議の流れや相手の気持ちを想像する力が、マナーの出発点になると感じた」
このように、受講者の方々がビジネスマナーが単なる形式ではなく、「相手への思いやり」や「信頼関係の構築」のためにあるという本質的な理解が深まっていることが伺えます。また、相手や場の状況を想像する力が、マナーを実践する上で欠かせないことに気づいており、社会人としての基本姿勢が育ちつつあることが読み取れる研修となったと思われます。
今後の展望
本研修を通して、参加者はマナーの本質を理解し、自発的な姿勢でビジネスマナーを実践できるようになりました。今後は、デジタル機器の活用やプロジェクト型業務の推進力、チームで成果を上げるためのマネジメント感覚など、より実践的なスキル習得を支援する研修へとつなげていきます。
お問い合わせ先
- アイクシー株式会社
- 広報・PR担当:池田
- 〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町2丁目30-6 花の東京ビル 4階
- Email:contact@ai-xyz.co.jp
- 企業URL:https://ai-xyz.co.jp/
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