


“学生”から”社会人”へ ― 新卒新入社員向け社会人マインド醸成研修を実施
2025.04.29
アイクシー株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:渡辺悟)は、教育・医療・福祉分野に強みを持つ総合教育サービス企業の新卒新入社員20名を対象に、社会人としての意識醸成と行動変容を促す新人研修を2025年4月に実施しました。本研修では、実践的なグループワークと講師からのフィードバックを通じて、主体性・責任感・仕事への向き合い方を体得。“学生”から”社会人”へのマインド転換を図り、社会人としての前向きな一歩を踏み出す契機となりました。
背景
近年、学生から社会人への移行期にある新卒社員が、環境の変化に適応できず、職場での主体的行動が十分に発揮されないケースが増加しています。特に、報連相や時間管理といった社会人としての基本動作や、組織への貢献意識を持つ前に“指示待ち姿勢”に陥る傾向が見られます。こうした課題を受け、新卒社員が早期にマインドを転換し、自律的に行動する人材になるための研修を実施しました。
目的
本研修は、新入社員が「仕事を通して価値を生み出す存在」になるために、以下の点を目的として設計されました。
- 学生と社会人の違いと新人時代の期待値を理解した上で、自身の特徴を活かして、前向きに仕事に臨めるようになっている
- 仕事の進め方とよりよい仕事成果を創出するための技法を理解し、それらを意識して利活用できるようになっている
研修概要
- 実施日: 2025年4月3日
- 対象: 新卒新入社員 20名
- 実施場所: 当該企業の会議室
- 使用ツール: Teams(投稿、討議、記録)、ホワイトボード(アウトプット共有)
研修の特徴・ポイント
- 学生と社会人の違いを“体感”する構成 新聞記事の要約や業務シミュレーションなどの実践課題を通じて、仕事に求められる姿勢や思考方法を実感。これにより「正解を探す」学生的な学びから、「妥当解を探る」社会人の学びへと意識を切り替えます。
- 経験学習をベースとした内省型設計 各ワーク後には講師からの丁寧なフィードバックを実施。自身の行動を振り返り、課題点や改善策を自ら発見するプロセスを通して、より深い学びと行動変容を促します。
- 自己理解とキャリア意識の醸成 ジョブ型人事制度の説明や、給与構造とキャリアアップの関係性に触れることで、自身の将来像を描く手がかりを提供。主体的なキャリア形成へのモチベーションを引き出します。
- チームで働く力の土台形成 グループワークでは、情報共有・役割分担・共同アウトプットを重視。加えてTeamsによるリアルタイム投稿や全体発言の場も設け、組織内での発信力・協働力の向上を図ります。
研修のアジェンダ(一部抜粋)
- はじめに
- 本取り組みの目的・ゴール
- 自己紹介、講師紹介
- 社会人と学生
- 違いを理解する
- 投資対効果を理解する
- 仕事の臨み方(キャリアについて)
- 変化が常態化
- 必要な臨み方
- 仕事の進め方(新聞記事のまとめタスク依頼)
- 仕事のシミュレーション
- 振り返り
- おわりに
- 本日の振り返り
- ネクストアクション
当日の声(抜粋)
新人研修に参加された受講者から、以下のようなお声を頂きました。
- 「自分がいかに学生気分でいるかが身に染みてわかった」
- 「報連相を“知っている”と“できる”の違いを実感」
- 「昨日までの“お客様視点”から、能動的に動く姿勢に切り替えられた」
- 「研修に対するモチベーションが高まりました。いっぱい失敗しようと思いました」
このように、多くの受講者が「学生から社会人へのマインド転換の必要性」や「主体性の重要性」に深く気づくことができた様子が見受けられます。また、「報連相」のような基本的なビジネスマナーについても、知識としては理解していても、実際に行動に移す難しさを実感しており、単なる“知っている”から“できる”へと成長する過程の重要性を体感できる研修になったと思われます。
今後の展望
本研修を皮切りに、今後はデジタルスキルの向上やプロジェクト型業務への適応、さらには管理職に対する意欲喚起を目的とした継続的な研修を計画しています。特に「チームで働く力」の定着に向け、より実務に近い環境での研修を通じて、組織の一員としての意識を深める育成を展開してまいります。
お問い合わせ先
- アイクシー株式会社
- 広報・PR担当:池田
- 〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町2丁目30-6 花の東京ビル 4階
- Email:contact@ai-xyz.co.jp
- 企業URL:https://ai-xyz.co.jp/
記事をシェア